物語屋

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2018/10/14 菊花開(きくのはなひらく)

  午前中のお経を終えて、おじいさんは縁側でホッと一息お茶を飲んでいました。 まさに秋たけなわ、白い…

2018/10/10 語る文章、書く文章、読む文章

  もうよく覚えていないが、 「writer」と名刺に記していた時期がたしかあったと思う。 そしても…

2018/10/08 鴻雁来(こうがんきたる)

  鴻雁来(こうがんきたる) … 「どうしたみよこ、風邪引いたか?」 みよこは鼻をグスンと鳴らして、…

2018/10/03 水始涸(みずはじめてかるる)

  その日、おじいさんのお寺の用事にみよこもくっついて一緒に出かけていき、その途中の道で、 「和尚さ…

2018/10/01 『お母さんに返しといて』雑感(想像力は創造力に通じる 2)

  初めは戸惑った。   普段「語り」をやるときに使うのは声とそれから言葉だけ、昔話でも神…

2018/09/28 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)

  おじいさんとみよこは、何枚もの紙を広げた座敷にいました。紙は、これまでおじいさんとみよこ二人で見…

2018/09/23 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)

  「みよこ、この間、ツバメが帰っていく話をしたが、夏の間はよく見られたのに、いつの間にかあまり見な…

2018/09/18 玄鳥至(つばめさる)

  稲刈りが近づいています。田んぼではお百姓さんたちがあれこれ忙しそうに動きまわっていました。 みよ…

2018/09/13 鶺鴒鳴(せきれいなく)

  「いつの間にか蝉が鳴かなくなったね」 みよこはお寺の縁側に腰を下ろし、足をぷらぷらさせながら空を…

2018/09/08 草露白(くさのつゆしろし)

  「ここにもないなぁ」とみよこは言いました。 お寺の庭を一緒に歩きながら、おじいさんを引っ張るよう…

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