物語屋

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ブログ

七十二候ものがたり

2018/06/21 乃東枯(ないとうかるる)

  「みよこ、ウツボ草がどうかしたか?」 「うん、なんだかずっと気になっててね、たぶん菜の花が終わる…

2018/06/16 梅子黄(うめのみきなり)

  雨がポツリポツリと降りはじめ、おじいさんはみよこの頭の上に傘をさしました。 雨の先に立っている木…

2018/06/11 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)

  「おじいちゃん」とみよこが言いました。「草ってさ、腐る?」 「ん? どういうことだ?」 「うちの…

2018/06/06 蟷螂生(かまきりしょうず)

  もうじき田植え祭りが始まります。 今日は、「芒のある穀類嫁種する時なり」の“芒種“。芒、とは、植…

2018/05/31 麦秋至(むぎのときいたる)

  冬に蒔かれた麦が穂を伸ばし、夕方の風に吹かれて波を打つ様は本当に見事でした。 その一面の穂が黄金…

2018/05/26 紅花栄(べにばなさかう)

  おじいさんとみよこは、畦を並んで歩いていました。田んぼの水がキラキラとお日さまに光っていました。…

2018/05/21 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

  朝から書き物をしていたおじいさんは、障子を照らす陽射しがだんだん明るくなっていくのに誘われるよう…

2018/05/16 竹笋生(たけのこしょうず)

  みよこは、裏の竹やぶの中におじいさんを引っ張っていくと、湿った土から出てきているタケノコを指さし…

2018/05/11 ​蚯蚓出(みみずいずる)

  花壇というと大げさなのですが、お寺の境内に続く小路に沿って季節の花が咲くのを、おじいさんは大事に…

2018/05/05 蛙始鳴(かえるはじめてなく)

  夜のうちに降っていた雨はもうすっかり上がっていて、きらきらと朝日を返す雨粒の光が、春のそれとはは…

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